泰阜村では、学校のある期間中は、村内にあるNPO法人グリーンウッドに放課後児童クラブ「いってきました」を委託し、長期休み中は、教育委員会で長期休み学童保育を行っています。
今年の夏休み学童保育は7月25日~8月22日まで、参加者は小学1~6年生の33名で、小学校の集会室にて実施しました。
ダンボールハウスなど
今年の夏休み、小学校では、特別教室にエアコンの取り付けをしていました。そのエアコンが入っていた大きなダンボールに目をつけた子どもたち、工事の方に「このダンボールいただけますか?」といつの間にか確認し、もらってきました。生きる力のある子どもたちです(笑)。それらを使い、今までになく大きなダンボールハウスを作ってみんなで楽しみました。
ダンボールハウスづくりは毎回人気の活動です。ただ、「〇〇は入って良いけど、△△は壊すから入らないで。」等、ケンカの原因にもなりがちな活動。でも、今回はちょっと様子が違います。6年生が良いリードをして、どうやったらみんなが楽しめるダンボールハウスになるか考えて話している姿があり、その姿が年少の子たちにも広がっていきました。子どもたちの成長を感じました。
カレンダーや空き箱などを使った工作も人気です。剣を作ったり、お人形ハウスを作ったり・・・。子どもたちは作るのが大好き。結構本格的で面白いものもあり、子どもたちの発想でいろんなものを作り出しました。
裏山遊び
たくさんあるフリータイムには、集会室や体育館での遊びも人気ですが、外でも遊びたい子どもたち。でも、猛暑が続き、夏のグラウンドは熱中症の危険性があり遊べない日も多いため、泰阜中学校の裏山を地域の方からお借りして、子どもたちの遊び場のひとつとして活用しました。林の中は暑い日中でも涼しく過ごせ、子どもたちは楽しい時間を過ごしました。
田本公園
近くにあるあさぎり館で過ごす日もありました。その時には、隣の田本公園に新しくできた富士山すべり台でも“少しだけ”遊びました。新しくできた遊び場に、子どもたちは嬉しそうでした。
なぜ“少しだけ”かというと、芝生がまだ育成中のため、芝生のないところだけで遊んだからです。思い切り遊べる日が楽しみです。
お楽しみ会
8/21には、子どもたちでお楽しみ会を企画しました。ダンスや打楽器の発表会、ドッジボール、「上か下か真ん中か」、ホバークラフトなどをして楽しみました。やりたいことを出し合って、ここでも6年生が中心となって、みんなが楽しめるように企画・進行してくれました。発表会をするという話を聞いた小学校の先生方も見に来てくれましたよ。
そして、最後には、ナント景品まで出ました!その景品は、これまでに村のいろいろな方が「学童保育などで使ってください。」と言って寄付してくださったもの。ありがたいです。いろいろなものがあって、子どもたちはうれしそうに迷いながら選んでいました。
(泰阜村子ども・子育て総合支援センターにじいろ:小黒)